アリスの会四季の集い・冬 北九州開催報告(2023年1月12日)

アリスの会四季の集い・冬 北九州開催報告

  • 開催日:2023年1月12日(木)
  • 開催方法:現地/リモート ハイブリッド形式
  • プログラム
    「卒後30年たった2人のそれぞれのキャリア~あっという間の30年。色々あってもたくましくしなやかに~」小畑泰子、吉川里江

 

2023年1月12日(木)に大学において、四季の集いを行いましたので、ご報告します。今回は、会の発足当初からのメンバーである8回生の吉川里江先生(九州電力株式会社)と小畑泰子先生(合同会社ミーシャ、元副会長)のお2人に、「卒後30年たった2人のそれぞれのキャリア~あっという間の30年。色々あってもたくましくしなやかに~」というタイトルで、これまで先生方が歩んでこられた道のりを楽しくお話いただきました。
冒頭で、東京からはせ参じて下さった大津会長からご挨拶をいただき、その後、講演を行いました。お2人のご希望で、1人ずつ講演いただくという形でなく、2人のキャリアをスライドにしたものを交互に説明いただきながらお話をうかがいました。懐かしい写真も多く登場し、会場のあちこちから、「あ、あの時の・・・」という声も漏れ聞こえてきました。お2人は大学同期で、卒業後も共に放射線科入局、専門医も一緒に取得、その後産業医の道へと、一見よく似た経歴を歩んでこられました。けれどもお話をうかがっているうちに、九電本社の専属産業医として堅実にキャリアを積まれ統括産業医にまで上り詰められた吉川先生と、何人ものお子さんを育てながら常に新しいことにチャレンジし続け、合同会社と診療所を一人で経営されているバイタリティーの小畑先生は、それぞれが異なる魅力にあふれていました。そして、何よりも長いキャリアの要所要所で励ましあい、刺激し合ってきたお2人の友情が素敵であり、その接点の場の1つとして「アリスの会」の存在があったことがご発表の中で伝わってきて、アリスの会の役割を再認識しました。

ご講演の後は、質疑応答も行われました。お2人から学生へのメッセージとして、「自分を大切にしてほしい」「かけがえのない友人や家族を大事にしてほしい」と呼びかけられ、学生の心にもしっかり響いたようでした。久しぶりのこのようなリアル交流に、コロナ下で入学した学生たちからは「初めてこんな風に直接、先輩方から話を聞ける機会が出来ました!楽しみにしていました!」との声も聞かれ、直接顔を合わせることの価値をあらためて実感する機会ともなりました。

アリスの会四季の集い・冬 北九州開催報告