微生物学者が乳がんになった時(Ⅱ:がんも最期は感染症 その9)

Ⅱ:がんも最期は感染症<2014年9月~2015年11月>その9

先生と生徒

これを書いている時、アリスの会の東京の集いの報告が配信されました。皆さんが頑張っておられることを嬉しく拝読しました。

このきっかけは、産業医をしている女性の卒業生が、先生のお話はとても勉強になるし、面白い、ブログかなにか書かないのですか?との一言から始まりました。しかし、この時はその気はないと断りました。その後、アリスの会会長から会誌の原稿の集まりが悪いから、協力してもらえないかとメールが来ました。卒業生が困っているのなら、退職していて時間もあることだしと、一も二もなく引き受けました。

乳がんの話はある程度、対象者を明確にできる配信にしたいとアリスの会通信に掲載してもらうこととし、配信の広がりが大きいであろう会誌の方は世界遺産登録を目指している生まれ故郷の宗像の話にしました。そこで、ここでは欲張ってその両方を載せることとしました。乳がんの話は、主治医、化療センターの先生、放射線科部長、開業医等々には内容に間違いがないかの確認のために真っ先に読んでいただきました。恐る恐るお見せしたのですが、看護師さんに読ませてもいいですか?身内に読ませてもいいですか?僕も勉強になりました、とのpositiveな反応にびっくりしました。ここまで書いて大丈夫ですか?との意見もありました。卒業生の役に立つかもしれないことなら、私個人の経験ならなんでも提供します。それは彼らが出会うであろう患者さんのために使っていただきたいからです。

写真に見えるようにかつらかぶって、まだ元気です!(2015年11月15日)

教授になった時、教育学者森山信三先生が最初の講義の時、「先生と生徒の関係は公的立場における親子のようなものである。 一切の打算も利害もない、生涯にわたる清い関係である。ここにこのようなご縁をいただいたことに感謝する」と言って講義を始められたと教わりました。行き当たりばったりで教員になって、41年間教育職に就き、いつの間にか私も学生さんと公的立場における親子のような関係を築けたのかなと感慨深いものがあります。
この中に皆さんの業務やこれからの人生になにかお役に立つ情報があればこんな嬉しいことはありません。

このような機会を与えていただいたことに感謝します。

データ

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