アリス四季の集い・秋 東京(2009年11月15日)

アリス四季の集い・秋 東京 開催報告

  • 日 時:2009 年 11 月 15 日(土)10:00~15:00
  • 場 所:女性と仕事の未来館
  • プログラム:講演「新型インフルエンザウイルス H1N1 の最近の話題について」
  • 講師:谷口初美先生(産業医科大学微生物学教室教授)
  • 参 加 者:13 名

谷口初美先生(産業医科大学微生物学教室教授)まず、今年最大のトピックである新型インフルエンザについて、アリスの会初代会長である谷口先生にご講演いただきました。 新型インフルエンザについては、その致死率についてWHOが季節性インフルエンザ(0.05%~0.1%)のmild とも、スペイン風邪(2%)のsevereとも異なるmoderateという見解を示したというのが非常に印象的でした。現実に即 していて使いやすい表現だと思います。健康管理の現場に おいても、医療の現場においても、その疫学から新型イン フルエンザは決して mild でないことを説明し、納得して もらい、それに沿った行動をしてもらうことが大事だと思 いました。すぐに使える内容で谷口先生には深く感謝!です。 蛇足ですが、皆さまアルベルト・カミュの「ペスト」をお読みになりましたか?閉ざされた空間で正体不明の感染症に立ち向かう医師の姿を書いた純文学です。医師はときどき「わ からないことだらけ」の状態で人々を守らなければならない状況に遭遇します。産業医として新型インフルエンザに対する対策を決定しなければならないのもその一つかも知れません。 主人公の医師リウーの問題解決の姿勢(というと文学でなくなる?)と谷口教授の資料は迷 える私たちにとって、とても参考になる気がいたします。また、将来 severe が蔓延して皆さまが会社のなかでリウー状態に陥らないことを祈っています。

講演後の懇親会は、同窓会の「ママさん部会」的な感じで、仕事と育児の両立に関する情 報交換に花が咲いていました。子連れの方々は是非こういうところにご参加いただきたいと 思います。 これからは、大学を出たばかりの「若葉マーク部会」、ベテランの「円熟部会」などの交流の場もつくっていけたらよいと思いました。

 

アリス四季の集い・秋 東京(2009年11月15日)

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